あおあおみどり

Hatena Blogはじめました。

【追記有】転売容認派へ転向します。

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※本文の最後に追記があります。ネタバレすると、通販が始まっています。

 

▼転売屋の皆さん、売れそうな商品ありますよ!

 

▼東京新宿に「マウスショップ」というお店がある。声優事務所「マウスプロモーション」所属声優が出演するオリジナルグッズを展開しており、その中でもオリジナルCDの「マウスシアター」は先日遂に20巻目が発売された。

 その第20巻では、第2巻に続き収録楽曲をeufoniusが担当しており、以前よりブログ内で度々言及している通りeufoniusのファンである私は当然の如く入手を試みた。

 

▼しかしこのマウスショップ、新宿の外れに一店舗を構えるのみで、その他の店舗での販売は疎か通販も検討の末行われていない。

 第2巻の時は名古屋のイベントで販売すると聞き付け早朝から赴いたのに売り切れとなり、諦めて新宿まで日帰りを強行してやっと手に入れたものだ。

 

▼しかしその後、「NewTypw三宮」での取り扱いが始まり、関西勢にも入手が容易くなった。

 今回の第20巻発売日にそもそも営業していなかったり営業再開後も入荷していなかったたりはあったものの、営業再開後は在庫確認にも応じてくれたので多少の遠出でも買いに行きやすくなった。

 

▼そして本日、営業再開から一週間が経過したので、電話での在庫確認の上伺った。

 場所は三宮駅前。新宿駅から遠かったマウスショップよりも行きやすい。

 店を見つけて入る。CDを手に取ると、

 「何か飲食して下さい」

 知ってた。本来飲み食いの店なのでってことらしい。仕方ないので一番安い500円のコーラを頼んで、スマホでNAB2018関連の記事を眺めながら飲む。やっぱりSteinberg UR-RTが気になるなあNEVEのトランスかあ。

 と言ってもここで昼食を済ますつもりも無く、せっかくの遠出なのでラーメンの一杯でも食べて帰ろうと思っていたので早々にお会計

 「……せんよんじゅうえんです」

 「え?(マウスシアターが2,000円くらいだから3,000円? 高くね?)」

 「4,040円です」

 「……え?(やべえ今そんなに現金あるかな)クレジットは使えますか?」

 「8%上乗せになります」

 「(クレカ無意味じゃねえかああ現金ギリギリあったあった)じゃあ現金で」

 おいマジかよ。いやメイド喫茶的なところに行ったことがないから座ったらいくらとかの世界は知らんが高えよ。何のために来たと思ってる。

 「マウスショップのポイントカードはお持ちですか」

 「(ああ第2巻の時のやつどこ行ったっけ)ありません」

 「こちら1,000円で1ポイントとなっているので~」

 ああCDの方が高いのかでもいやまて作れとは言ってないし2巻から買ってないから要らないかなとか思った矢先になんで判子3つ?

 どうやらCDが3,000円ほどするようだこれを書いていて不安になったので電話したところ、レジスターに登録された金額が間違っていた模様。わざわざTwitterでも対応して下さりありがとうございます。1,340円返金ですねこちとら往復で1,000円と1時間掛かるんだよ誰が取りに行くか行く気が無いから書き殴ってます。対応には感謝しているけれど言いたいことは書きます。正直買う前から書こうと思っていたので。

 

▼ただしやはり、実際やってみて異様な行動の自覚はあった。

 CDを買うために500円のコーラを飲んでいる。別に金額がどうこうでは無いけれど、むしろだからこそこの行動は作品に込められた問いに影響しないだろうか。

 

▼個人的な考えを述べれば、CDの価格は一定過ぎると思っている。再販制度を活用し、値段を含めて作品が制作の意図する問いを出来ればいいと思うし、実際制度の弾力運用によって価格を多様化しようという動きはあるようだ。

 

▼2,000円のCDのために、交通費と500円のコーラである。しかもそこはCDショップですらない飲食店、ガタガタの椅子に座り、BGMはおっさんのクソデカ笑い声。これが制作者の意図する形なのだろうか。

  実際歌唱を担当した久保田梨沙氏は、マウスシアターでしか購入できないという認識のようである。
 
マウスプロモーションさん。もしもマウスショップで購入することが作品の一要素なのであれば、そう明言していただきたい。今後は新宿まで伺います。そうでないなら、お願いです、再度通販の検討を。
 転売屋さん。私は転売を容認します。マウスシアターは定価が2,160円。3,000円くらいなら喜んで買いますよ。
 
以下追記
▼平成30年5月、公式通販(BOOTH)が始まったようである。発売日が数日遅れる、特典の一部が付かない等の制限はあるようだが、個人的には歓迎したい。今後活用する事もあろうかと思う。