ヨスガノソラ「オリジナルサウンドトラック/オープニング主題歌&番組挿入歌アルバム」について問い合わせてみた
ブログなるものを開設したはいいが、今一使い方が分からない上、そもそも使おうということもないし如何したものかと考えていたが、まあ趣味やなんやしか書くことがないのは当然で、そのあたりのことを書くタイミングを窺っていたりした。
平たく言えば、Twitterなんかと同様に、ただの呟き、即ち独り言である。
本題。
ヨスガノソラというまあいろいろと話題を呼んだ名アニメ(当社比)がある。
先日ついにBD-BOXの発売が発表され、AT-Xでの再放送やニコニコ生放送での一挙放送が行われた。
そして発売前日、ついに劇伴とOPと本編ED(IN)が収録されたアルバムの、ハイレゾを含む配信が発表された。
OPを担当したeufoniusには一家言あり、まあ平たく言えばファンであると思う。俄ながらに一通りの盤も持っているし、メンバーが昔即売会で発表したCDにプレミア価格を投じるくらいには好きである。
そのeufoファンからすればこれは一大ニュースである。即ちこれまで自前のレーベルからしかハイレゾの発売が無かったeufoの、レーベルものとしては名義初のハイレゾである(メンバーの提供曲等に関してはこれまでも例がある)。レーベル含め全曲を高レートで制作していたことは公言されていたため、これを待っていたファンは多いと思う。
(※自前レーベルのハイレゾについて、或いはそもそも「ハイレゾ」についても言いたいことはあるのだが、話が逸れすぎるので別の機会とする。eufoに関して言えばエンジニアリング環境等はかなり公開されているので、購入を考える際は必ず確認して欲しい)
ここまでネタのタネ。
このハイレゾ配信について問題がある(とあえて言っておく)。
公式によるとハイレゾ配信があるとされているのはレコチョク、mora、HD-MUSIC、e-onkyoの四サイト他である。
結論から言うとこの四サイト、ほぼ同価格にも関わらずスペックに差がある。
具体的には1トラック目のOPについて、moraのみが48kHz/24bit、他は96kHzである。
この件について各サイトに問い合わせた。以下は各サイトサポートからの返信の概要。
・1曲目のみ「Flac 96.0 kHz 24bit」
・これは提供元よりの情報
●mora
・発売元へ確認した
・作品紹介欄のコメントの記載が誤り。トラック1「比翼の羽根」も他の作品と同様に「48.0kHz/24bit」
●HD-MUSIC
・5営業日以内に返信があるそうです
・7営業日後に返信
・確認した
・一曲目は96.0kHz 24bitで間違いない
●e-onkyo
・サイトのInfo欄の通り、1曲目のみ96kHz/24bit、この楽曲以外は48kHz/24bit
・サイト上の表記(48kHz/24bit)はシステムの都合上
・実際に音源自体を確認している
レコチョクだけが受付を知らせる自動返信が無かった。問い合わせ直後にサイトのメンテナンスがあったようなのでタイミングが悪かったのかもしれないが、尚更問い合わせが届いたか不安にもなる。
moraだけが何故こうなったのかは不明だが、そもそも色々なレートが混合した形での配信を想定していない、あるいは難しいのかも知れない。
HD-MUSICは返信がそもそも遅い。こんなところで文句を言ってもしょうがないのだが、急ぎのサポートを要する際は他の選択肢も視野に入れた方が良いかもしれない。
e-onkyoは全ての音源を確認しているのか、あるいは返信の際に確認したのかは不明だが、ここまで徹底していると利用する側としても非常にありがたい。
moraに関しては、返信があった後にサイトを確認したところ、作品紹介欄の最後の句点前にあった
“、OP主題歌であるeufoniusの「比翼の羽根」は制作当時のフルスペック96kHz 24bitでハイレゾ化”
の文言が消えていた。
当然配信サイトを責め立てているわけでは無い。本来であれば販売元或いはヨスガ公式が説明すべきことである。しかも今回に限ってはアルバム単位での販売しか無い。安ければ取り返しが付くというわけでは無いが、より高い金額を伴う以上はそれ相応の配慮と説明があって然るべきである。
結果的にe-onkyoで購入した。但しサポートの良さだけで選んだわけでは無く、Happy☆Signというeufo提供曲を購入したことがあったというのも大きい。
また、この他にも各サイトには配信(圧縮)形式の違い、再ダウンロード期間の長短、ファイル名やメタデータ等違いは多々ある。それらに加え、これが選択の一助となれば幸いである。